パワースライドドア修理DIY

2017年9月17日

愛車のオートスライドドアのワイヤー切れ故障を自力で修理してみました。同様の症状でお困りのかたが多くいらっしゃるはずなので、少しでもお力になれればと思い載せることにします。ただし、参考にされる場合は自己責任でお願い致します。

愛車VOXY(AZR60G)のパワースライドドアが2010年に故障。リモコンキーや車内スイッチで開け閉めできなくなりました。

ALBERT’s VOXY

ディーラーで修理金額を聞いたところ、6~7万円ぐらいでしょうとのこと。「新しい車ならまだしも、いまさらそんな金額出して修理してもなぁ…手動でいいや。」ということで、飛び出したワイヤーをその場で切断してもらい手動開閉生活、はや5年。

先日、信号待ちで何気なく運転席にあるスライドドア開閉スイッチを押してみたら…

ウィーーーン

ん?モーター生きてる?直せるんじゃないの? 帰宅後、ネットで情報収集。

OKいける!

 

翌朝、トヨタ部品共販に立ち寄り注文。取り寄せでしたがその日の夕方に即入荷の連絡。さすが!(ディーラーでも取り寄せてくれます。)

ディーラーで修理すると、たとえモーターが健在でもASSYごと交換されてしまいます。部品代だけで¥60,700(税抜)、そこに工賃を加えると一体いくらになるのでしょう? 今回モーターは既存のものを使うため、ワイヤーユニットを¥13,200(税抜)で購入。え?モーターって¥47,500もするの?!(60,700-13,200=47,500)

品番:左用 69641-28010 /右用 69631-28010

オークションで出品されている中古ASSYの入手も考えましたが、内張りを外し故障パーツのプラスチック部分やワイヤー部分の経年劣化状況を目の当たりにすると、中古パーツを取り付けたところでどれだけもつのか疑問なのでやめました。

世代の違うVOXYやNOAHでも同じ部品を使用している可能性があります。アルファードも?という話も。気になるかたはディーラー等に問い合わせてみてください。

 

しかし、こんな細いワイヤーであのドア引っ張ってるんだなぁ、すごい!

品番:69641-28010

よし!いっちょやるかー!(説明書は入ってません(笑))


以前、24V車に12Vのカーステ取付DIYをアップしましたが、写真や説明が少なくて分かりづらかったので今回は多めに写真を載せます。くどいかもしれませんがご容赦を。

左側セカンドシート

 

作業をしやすくするため、ソケットレンチ等で左側セカンドシートを外します。13Φだったかな?

 

窓ガラスは必ず閉じておいてください。次にドアレバーのプラスチックを外します。

ドアレバー部

 

そして、内張りのクリップを外していきます。
ドリンクホルダーの下側に手が入る凹みがあるので、そこをもって手前に引き抜けば次々と外れていくと思います。赤丸よりもうちょい奥だったかな?

 

全てのクリップが外れたら上にスライドするように持ち上げると、窓ガラスの所に引っ掛けている部分が外れます。内張りにパワーウインドウスイッチのケーブルがつながっているので抜いてください。

 

次にテールランプを外します。赤丸部分のボルトを外し、後ろにスライドさせるように引き抜きます。黄色の丸部分にあったクリップは劣化のため交換予定で除去済みです。青丸のネジも外しておきます。

 

黄色の丸部分のクリップ。

品番:81496-28010

 

次にスライドレールカバーを外します。以下の写真にはテールランプが写っていますが間違いで、2つ上の写真のような状態だと思ってください。「ここ」と書いた部分のパネルを後方にスライドさせるように外します。

 

裏側を見ると黄色のクリップで留められています。

 

私のように何も考えず力任せに手前に引っ張ると、こんな感じにクリップが破損してしまいます(笑)

品番:75396-28070(5個)

 

さて、車内に戻ります。これが内張りを外した直後の状態。

 

交換するパーツはこの部分と・・・

 

それにつながるこの部分。あともう一箇所ありますが、 あとで記述します。

 

これらのパーツにアクセスするために、ビニールの手前に見えている上の2つのパーツと右下の白いカバーを外します。ワイヤーやケーブルが劣化している可能性もありますので、慎重に扱ってください。

 

いつも最後にネジが余っちゃう人は、こういうふうに元の場所に貼っておくとか・・・

 

ケーブルをビニールテープ(除去済み)で固定しているこの白クリップは、裏に手を回して出っ張りを押すと外れます。

 

以上、2個のパーツを外すとこんな感じ。

 

あと写真では見えていないのですが、黄色の辺りに窓ガラスのレールがあり、上下2つのボルトで留まっています。このレールが干渉するので、外さないと外側の部品を引き抜けないのです。今回ここだけ迷いました。ボルトの場所は下に記述。

 

上側はここ。

 

下側は外側のここ。両方とも外します。レールはゴムに付けたまま少し下側にスライドさせ、ぶらーんとしている状態にしておくとあとで元に戻しやすいです。

 

赤丸部分のボルトを外します。

 

赤丸のボルトは上の写真のものと同じ。この位置から見える矢印のヒンジ部分も取り外します。ボディとの連結部分の下側の黒いパーツです。

 

外に出て2個のボルトを外します。狭いのでボディに傷をつけないようソケットレンチで慎重に緩め、あとは写真のように筒だけで回すといいかも。

 

ドアの内側から引き抜きます。サビサビ(^^;)

上の写真、左のスポンジの辺りが爪で外側にひっかける構造になっていたように思います。両側オートスライドドアのかたは反対側のドアを見れば確認できますが、片側オートのみのかたは取り外してから迷わないよう、ブラケットを引き抜く前に取付状態を確かめておいてください。念のために写真を撮っておくのもいいですね。


 

以上で、今回取り除きたいパーツは外せます。

私のは内張りを外した時点でワイヤーが飛び出し、右下の割れたケースとボールベアリングが床に落ちました。同じようなかたが結構いるのを知り、なんでこんな劣化するようなプラスチックを使うのかと思いましたが、消耗品の部類なんでしょうね。ここからモーターを取り出します。

 

さて、購入した新しいパーツですが、このピンクのストッパーは、先に外してしまうととんでもないことになりそうなニオイがプンプンしていますので、このままにしておきます。

 

モーターの軸にはめ込み、台座に取り付け。ストッパーはもう取り外しても大丈夫だと思います、多分。(私はネジを仮止めにし、ボディに全て固定できてから外しました。) ネジを付ける前に付属のスペーサー?(ワッカ)を入れるのを忘れずに!

取り外したのと逆の手順でドアに設置。

 

そしてワイヤーの先端黒側はこっち。

 

白側はスライドレールの後方。黒いプラスチックカバーを取り外したところに固定場所があります。

あとは全部にフタをして完成です!

 

ちなみに私は4時間かかりました。仕事が終わってから開始し、完成したのは深夜1時(笑) 試行錯誤しまくり、写真撮ったり掃除をしたりしながらってのもありますが。

実行されるときは、心に余裕を持って音楽でも聴きながらのんびりやりましょう、ケガしないようにね(^^)

最後に部品の品番と金額を載せておきます。上から、ワイヤーケーブルユニット、テールランプ固定クリップ(2個でOK)、レールカバーパネル固定クリップ。(部品の名前はテキトーです)

以上、参考になればうれしいです。

(^_^)


※ 2015.09.11 追記

連日この記事にかなりの数のアクセスを頂いております。

どのような検索ワードでこの記事に飛んでこられたかを確認したところ、「スライドドアのワイヤー切れ」、「スライドドアモーター交換」、「スライドドアが開かない」、「スライドドアが閉まらない」等が多くありました。

その中で、「スライドドアが開かない」という不具合に関しては、ワイヤーやモーターとは別の原因も考えられますので、参考までに以下に記述しておきます。

私も「いきなりスライドドアが手動でもピクリとも動かない」という不具合が、異なる時期に左右両方に発生しました。どちらも季節の変わり目だったと思います。

その原因は…

矢印部分のゴムが劣化して外側に膨らみ、スライドドアに干渉してピクリとも動かなくなっていました。これは自分で直す!などというような悪あがきはせず、ディーラーに修理をお願いしましたが、料金は確か4,000円程度だったような気がします。この不具合も結構な確率で発生していると思いますので、ドアが開かなくなった時はこの部分も疑ってみてください。

以上、ご参考までに。

(^_^)v

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